監修:岩手医科大学 内科学講座 血液腫瘍内科分野 教授
伊藤 薫樹 先生

多発性骨髄腫とは

多発性骨髄腫とは、腫瘍(がん)が骨髄に多発する病気

血液の中に含まれている血液細胞のうち、白血球の種類の1つに「形質細胞」という細胞があり、細菌やウイルスを攻撃する「免疫グロブリン(抗体)」を作ってくれます。

多発性骨髄腫は、形質細胞が何らかの理由でがん化して「骨髄腫細胞」となってしまい、骨髄の中で異常に増えてしまう血液がんの1つです。

この骨髄腫細胞は、役に立たない「Mタンパク」という免疫グロブリンを大量に作ってしまいます。

多発性骨髄腫では、骨髄腫細胞やMタンパクが増える一方で、正常な血液細胞や免疫グロブリンが減少してしまうため、全身にさまざまな症状を引き起こします。

多発性骨髄腫とは、腫瘍(がん)が骨髄に多発する病気 多発性骨髄腫とは、腫瘍(がん)が骨髄に多発する病気

多発性骨髄腫の主な症状

多発性骨髄腫の主な症状 多発性骨髄腫の主な症状